
※カラスノエンドウ(ヤハズエンドウ)の豆には白インゲン豆の生食での中毒の原因になるレクチン、未成熟な豆やサヤには青梅の毒と似たビシアニンが含まれています。十分な加熱調理をしましょう※
オリエントから地中海地域の原産。有史以前、人類の最初期の栽培作物の一つだったというカラスノエンドウ。
カラスノエンドウの豆で羊羹を作ってみました。

野原では花が終わった後は緑の草むらの中に消えて見えなくなるカラスノエンドウ。
去年ベランダの鉢にまいておいた種が今年芽吹きました。

野バラ(タカネバラ)の鉢で勢いよく繁茂するカラスノエンドウ。
野バラの成長は若干抑制されたけどこの野バラは放っておくと鋭いトゲがびっしりで剪定するのが大変なひこばえがたくさん出るので、ちょうど良い感じでした。
写真上のサヤエンドウ(5月初旬)は育ちすぎてサヤはもう硬くて食べられない。
豆は成熟するとサヤが黒くなるのがカラスの名前の由来らしいです。
自然状態だとサヤがねじれて弾け、豆を飛ばしてしまうので豆を集めるのが大変ですが、毎朝黒くなった豆を弾ける前に集めていきます。
6月、それなりの量に。一部なんか発芽しはじめてる。

・洗って水に浸しておいた豆を下茹で。茹で汁は赤みがかった茶色。
※アズキの場合渋みをとるために必要な工程らしいですが風味も飛んじゃった気がするのでなくてもいいかも。
・柔らかくなるまで30分ほど煮る。
※1時間以上水を足しながら煮たけど豆がつぶれない。途中であきらめる。
・砂糖を加え寒天で固める。

お皿に開けた瞬間ヒャッとなりました。
マスタードソースか!?豆を潰す作業を中途半端にしたせいで、ちょっとキモい見た目になりました…カットしてひっくり返したら何とか和菓子らしい体裁に。
味は、ふつう。甘くて寒天で固められた豆の味がした。
風味はいまいち分からず大豆に似てるのか小豆に近いのかもよく分からない、なんか普通の豆でした。
いかにも固そうだった皮は、加熱すると食べるに困るほどではないけど羊羹にしてはかなり歯ごたえを残していて食物繊維が豊富なかんじ。
美味しくなくはないけれど きっともう作ることはないカラスノエンドウの羊羹。
豆ご飯は来年やってみたい。
カラスノエンドウの豆パーツを真鍮で作成中。

見えないけど真鍮のサヤの中に入れた銅の豆、下の本物と比べるとわりと再現度高い。

若いカラスノエンドウ豆料理はこちら。